1冊10分で読める本の要約

2017.01.20

「体調が悪くても出社する」、「会議は決まりだから出席する」って変じゃない? 会社の矛盾を感じたら読む本

20170117 summary

著者堀江 貴文

ページ数208ページ

出版社ベストセラーズ

定価842円(税込)

出版日2016年07月20日

Book Review

「体調が悪くても出社する」、「毎週の会議は決まりだから出席している」、「残業が常態化している」。一つでも当てはまる人は、本書を開いていただきたい。
「99%の会社はいらない」。度肝を抜かされるタイトルには、著者、堀江氏の「会社に勤めて人生を楽しんでいる人は1%程度にすぎない」という考えが込められているという。会社員の多くは、自分が望んで決めたのではない「他人の時間」を生きているのが現状だ。苦しい忙しさを楽しい忙しさに変えるには、会社に縛られないことが大事だと堀江氏は強調する。会社に属さず「自分の時間」を生きれば、人生の幸福度は高まっていく。
「多様な働き方」が提唱されて久しいが、それでもなお「会社に入れば安泰」と心のどこかで信じている人は少なくないだろう。堀江氏は、スペシャリストを求めつつ、ジェネラリストを育てようとするなど、日本企業特有の矛盾を明らかにしていく。そのうえで、「遊びが仕事になる時代」の萌芽となる興味深い動向を紹介してくれる。
本書には、面倒な仕事を最適化する方法や、仕事をエンターテインメントにし、他者と差別化する方法など、示唆に富むトピックがいくつも散りばめられている。通勤電車に揺られながら「このままでいいのかな?」という思いがよぎる。そんな経験を持つ読者は、堀江氏からこれからのビジネスをつくる「遊びの達人」になる秘訣を学んでみてはいかがだろうか。見える景色がガラッと変わってくることだろう。

要約本文

日本の会社はおかしいと思わないか?

会社という割高な保険への加入

現在、日本の労働人口の約8割が「会社」に属している。会社勤めで人生を楽しんでいるなら問題はない。しかし、嫌々出社し、退屈なルーティンワークに耐えている人が多いのではないか、と堀江氏は言う。会社という枠組みに縛られているがために、無駄な部分が生じている。
「一流の会社に入れば、せめて正社員になれれば、年功序列で昇進し、給料も上がり、一生安泰に暮らせる」。これは高度経済成長期にしか当てはまらない昔話にすぎない。多くの人は会社にいると「嫌なこともたくさんある」にもかかわらず、失敗を恐れるために「会社」という割高な保険に加入する。この発想自体が間違いであり、自分で望んで決めたのではない「他人の時間」を生きているために、人生の満足度が下がってしまう。
本来なら周囲と違うことをするほうが、差別化できて得をする。しかし、日本の教育では人に合わせることが善とされているため、上司に嫌われるのが怖くて、オープンに不満を言うことができない。本音を言い合うことに慣れていないせいで、意見が違うだけで仕事を失う可能性すらある。これこそが、日本が他国から「世界で最も成功した社会主義国」と皮肉られている所以だ。

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著者紹介

  • 堀江 貴文(ほりえ たかふみ)

    1972年福岡県八女市生まれ。実業家。SNS media&consulting株式会社ファウンダー。元・株式会社ライブドア代表取締役CEO。東京大学在学中の1996年、23歳のときに、インターネット関連会社の有限会社オン・ザ・エッジ(後のライブドア)を起業。2000年東証マザーズ上場。時代の寵児となる。2006年証券取引法違反で東京地検特捜部に逮捕され、実刑判決を下され服役。現在は、自身が手掛けるロケットエンジン開発を中心に、スマホアプリ「TERIYAKI」「焼肉部」「755」のプロデュースなど幅広く活躍。有料メールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」は1万数千人の読者。2014年には会員制のコミュニケーションサロン「堀江貴文サロン」(現・HIU)をスタート。

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