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2017.07.25

【後編】20代で起業したマンガ大好き社長が主観で選ぶ! 仕事や起業に役立つマンガ7選

はじめましての人もそうでない人もこんにちは!
「マンガのセレクトショップ」をコンセプトにしたアプリ「マンガトリガー」(あの堀江貴文さんもファウンダーとして参画しています!)を運営している株式会社ナンバーナインの小林です。

【前編】に引き続き、ビジネスマンとしてレベルアップできること間違いなしのマンガ作品たちを、起業経験があり、かつ上質なマンガを見る目がある僕ならではの視点で紹介していきますね。

※前編はこちらから

実用書という点でこのマンガ以上にビジネスに役立つ漫画はないかもしれません。創業から上場、倒産危機やバイアウトまで起業で起こり得る全てのストーリーを網羅しています。一つ一つのせりふに本当に説得力があり、納得させられます。

『ドラゴン桜』の著者が書いているだけあり、受験指南ならぬ、会社経営の指南書のような作品です。

起業し、会社を大きくしていくと分かりますが、会社はその時その時のフェーズによって出てくる問題は違います。

初期のころは事業内容の選定や単純な資金不足。社員が増えてからは人間関係トラブル。そして競業他社との壮絶なバトルや上場に伴う買収問題、創業メンバー同士の仲間割れなど、常に新たな問題が立ちふさがるのです! それが、その通りに、この漫画では描かれていきます。

まさに起業あるあるの宝庫!

物語は、元ボクシング世界王者の花岡ケンがとあるきっかけで実業家として成功した塚原会長と出会うところから始まります。「ホームレスを10人雇う」という“とんでも条件”を元に1億円の出資を受けたケンは、数々の問題を一つずつ解決しながら自分の会社を大きく成長させていくのです。

社長をはじめ、責任ある仕事をする際に最も大切なことは「決断」する事です。そして適切な「決断」をするためには判断材料が必要になります。答えのない二択を常に選び続けなくてはいけないのです。

『マネーの拳』を読む事で、経営者視点で物事を考えるクセを作り、日々の業務から得られる経験値を増やしてください!

仕事ができる人には、ギャンブルが強い人も多いと知っていますか?
ここで、ギャンブルマンガの傑作中の傑作『銀と金』を紹介したいと思います。

ギャンブルマンガといえば、福本伸行。
福本作品と言えば『賭博黙示録カイジ』や『アカギ ~闇に降り立った天才~』が有名ですが、最高傑作と言えば『銀と金』に違いありません!(『最強伝説黒沢』じゃないかって? 異論は認める!)

『銀と金』は裏社会を生きる男達の成長と成り上がり、そして独特なギャンブル勝負の駆け引きが魅力の作品です。「カイジ」と違うのは、主人公も悪党であること。悪党VS悪党という図式で勝負が繰り広げられます。巨悪を征するのはそれより大きな巨悪。そのため勝負の質もより深く、非常に大きいスケールでの戦いになるのです。

ただのギャンブル中毒だった冴えない男、森田鉄男が「銀王」の異名を持つ裏社会のフィクサー平井銀二と出会い、数々の死線をくぐり抜け成長していく姿はグッと胸に迫ります。

大切な事は全て『銀と金』から教わりました(この表現、もう何度出てきたことでしょう)。僕はこの作品を通して、お金の持つ根源的なパワーと、それに打ち勝つ損得勘定抜きの行動原理を学びました。

続けて今度は、麻雀マンガ。?今、麻雀が熱い(僕的に)!

東証一部上場企業であるサイバーエージェントの藤田社長が、現役経営者でありながら麻雀最強位のタイトルを取得してからというもの、IT業界やソーシャルゲーム業界では「麻雀」はただのゲームではなくなりました。

敢えて言おう! 麻雀が強ければ仕事も出来るとっ!

数ある麻雀漫画の中でも僕が自信を持って紹介したい作品が『ノーマーク爆牌党』です。ただ先に断っておきますが『ノーマーク爆牌党』を読んでも麻雀は上手くなりません。むしろ麻雀が下手になる可能性すらあります。でも『ノーマーク爆牌党』を読めば麻雀が強くなる可能性はあります。

麻雀において「上手い」と「強い」はイコールじゃないんです。どんなに上手く打っても勝てない時もあるし、下手くそに打っても馬鹿勝ちする時もあります。

麻雀は人生の縮図だとはよく言ったもので、この不条理(運の要素)と戦うゲームが麻雀であり、だからこそ僕が世界で一番好きなゲームなのです。

数ある麻雀漫画の中で、なぜ『ノーマーク爆牌党』の描写が素晴らしいのか。
それは「運」を支配する、いや「運」をコントロールする方法を見事に描ききっているからです。

そう、麻雀は「技術」だけでは駄目です。そして「運」だけでも駄目なんです。確固たるテクニックの上にオカルトとも言える「運」の要素をいかに積み上げるか。いかに「運」をコントロールするか。それが「麻雀が強い」ということなんです!

それゆえに、麻雀だけではなく、仕事に置いても僕のバイブルとなっています。

今や世界的大企業に成長したアップルの伝説的な創業者であるスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックの2人をモチーフとしたフィクションマンガ、それが『スティーブズ』です。

最初に断っておきますが、これは自伝的マンガではありません。あくまで2人のスティーブズをモチーフとしたフィクションなのですが、真実なんてどうでもいい、伝説に曖昧はつきものだ!世界は伝説に飢えている! 大事なのはジョブズというカリスマとウォズという天才の2人が出会い、世界を変えていく物語が面白いってことだ!

僕がベンチャー企業を経営しているからかもしれませんが、この『スティーブズ』を読んでいると無性に仕事がしたくなります。仕事に没頭したくなる。ジョブズに「お前はこのままクソみたいな屑で良いのか!?」と「いつまでクソみたいな砂糖水を飲んでいるんだよ?」と、あの自信満々の不適な笑顔で、鼓舞されたような、突きつけられたような気持ちになるのです。

今までそんなマンガがあったでしょうか。 読者にプレッシャーを与えるような、このままで良いのかと焦燥感を与えるなんてことをするマンガが他にあったでしょうか!?

思うにベンチャーやスタートアップに必要なのは焦燥感です。現状維持は緩やかな破滅であり、成長こそがベンチャーやスタートアップの存在意義。

そして成長にはライバルがつきものです。刺激を与え続ける存在がライバルだと定義するならば、『スティーブズ』に登場する若きスティーブズたちを僕らはライバルだと思わなくてはなりません。それがフィクションだろうが、真実だろうが関係ない。

『スティーブズ』を読んでいるとそうひしひしと感じるのです。世界的大企業であるアップルだって、そのライバルであるマイクロソフトだって初めはクソみたいな屑だった。オレたちだって全然負けてねぇぞ!って。スティーブズに負けてられねぇぞ!って。

伝説的な2人をライバル視するなんておこがましいという意見もありますが、そんな外野の野次なんて気にする必要ありません。世界を変えるのはオレ「たち」なんだ!

『スティーブズ』から、ベンチャーやスタートアップの経営者として絶対必要不可欠な要素を学びました。どんな要素かは、実際に『スティーブズ』を読んで感じてみてください。


魂の勢いでご紹介してきましたがいかがでしたか? どれか1冊でも皆さんの心に残って読んでもらえたら幸いです。

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推薦者紹介

  • 「マンガトリガー」小林琢磨

    「マンガトリガー」小林琢磨

    「マンガトリガー」は、「マンガのセレクトショップ」をコンセプトにしたアプリ。堀江貴文さん他、経営者、漫画家、アイドル、芸人などが「セレクト」したマンガの他、マンガを愛する編集部が厳選した選りすぐりの作品だけがラインナップされています。
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